【核シェルター販売店】織部精機製作所はどんな会社?購入できる核シェルターは?
画像元:http://www.oribe-seiki.co.jp/
皆さんは核シェルターはご存知でしょうか?
核シェルターとは、核爆発や放射能汚染を意識して作られた隔離施設です。
創作でしか聞いたことがないと言う方も多いと思いのではないのでしょうか?
実はこの核シェルター、実際に製作・販売している会社が日本に存在します。
その会社こそ、タイトルにも載っている「織部精機製作所」なのです。
今回は、実際に核シェルターを製作している織部精機製作所についてと、実際に購入可能な核シェルターについて解説していきたいと思います。
Contents
織部精機製作所の会社概要
織部精機製作所は明治38年に兵庫県神戸市で創業され、2018年で113年目を迎えます。
元々は空気を送り込むファンの製作を行っていました。
核シェルターを製作し始めたのはおよそ50年以上前からだそうです。
他にも、探査業務や港湾工事業務にも携わっています。
また、シェルター付き一般建築にも対応しているそうなので、家とシェルターが同時に欲しい方はいかがでしょうか?
織部精機製作所の核シェルターの防御力
織部精機製作所の核シェルターのポイントは、シェルターから660mの距離で核爆発を起こしても安全を確保できる作りになっています。
これはスイスの基準を参考に作られているようです。
また、日本は台風や地震といった自然災害を受ける確率が世界中でも高く、それらによる被害を受け続けてきました。
織部精機製作所の核シェルターは、そういった自然災害からの避難場所としても活用できる造りになっています。
放射能による汚染は大丈夫?
放射性物質に汚染された空気は特殊フィルターを用いた空気清浄機によって、シェルター内には通さない仕組みになっています。
シェルター内の空気を送り込む空気清浄機は、放射性物質はもちろん、サリンやVXガス、その他の空気感染する菌やウイルスをシャットアウトすることが可能です。
停電時には手動で清浄機を動かすことができます。
また、シェルター内の生活において、水分は生命維持に重要なものです。
放射能汚染や水道管の破裂によって断水されてしまった場合でも、有害物質を99%取り除くことができる浄水器が備わっているため問題はありません。
空気清浄機単体の販売も行っているそうなので、興味を持った方は購入を考えてはいかがでしょうか?
スイスの基準とは?
織部精機製作所で販売している核シェルターは、スイスの基準を満たすように製作されています。
では、スイスの基準とは一体どれくらいなのかを見てみましょう。
◯1メガトンの爆発力(広島・長崎に投下された物の50倍の威力)を爆心地から2.6km以遠の場合、安全でならなければならない。
2.6kmよりも爆心地が遠い場合は人体に影響が出ないようにしなければなりません。
◯放射能に含まれるガンマ線を100分の1までカットしなければならない。
シェルター内に入るガンマ線は微量に抑えなければなりません。
◯核爆発によって起こる高熱に耐えられるようにしなければならない。
シェルター内に熱を通さないようにしなければなりません。
◯夏は涼しく、冬は暖かくなければならない。
シェルター内の温度は適正でなければなりません。
これらの基準をクリアしたものが実際に織部精機製作所で販売されます。
織部精機製作所で販売する核シェルター
ここで紹介する核シェルターは、実際に販売実績があるものです。
全てスイスの基準を満たしており、安全性は確保されています。
スイス製空気清浄機 VA-40
価格 180万円
スイス製の空気清浄機です。
非常時にガスフィルターにホースを接続して使います。
放射能をはじめ、あらゆる有害物質をシャットアウトする効果があり、清潔な空気を供給し続けることが可能です。
空気清浄のみを目的とした場合、核シェルターに比べてコストパフォーマンスに優れます。
設置は一週間ほどで完了するので手軽です。
本格的な空気清浄機が欲しい方におすすめです。
織部精機製作所製 空気清浄機
価格 64万円
織部精機製作所製の空気清浄機です。
上記のスイス製のものと比較すると性能は落ちますが、コンパクトで価格も安いのが特徴です。
価格は落ちても、一般の家庭くらいならばきちんと有害物質を除去してくれます。
「お金がないけどいざという時のために」という方におすすめです。
一般住宅用地下シェルター
価格 2500 ~ 3500万円
一般住宅に必要な地下シェルターです。
価格は土地の広さによって変化します。
先述のスイス製空気清浄機が搭載されており、清浄な空気を供給することが可能です。
入口の扉は厚く設計されており、核爆発時に発生する熱と放射能を侵入させません。
食器棚が用意されており、ここに食料などを貯蔵しておくことができます。
電気が通っているため、テレビをはじめ、様々な家電を動かすことが可能です。
気圧弁が搭載されており、気圧の調整が行えます。
緊急時の避難口が確保されています。
緊急時はそこから避難しましょう。
シェルターの完成には4ヶ月の期間が必要です。
本格的な核爆弾対策がしたい方におすすめです。
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核シェルターを販売している会社は日本にも存在し、その代表格が織部精機製作所です。
核シェルター保有率100%を誇るスイスの基準を参考にし、50年以上も核シェルターを製作してきた実績があるため、安全性には絶対の信頼があります。
また、空気清浄機の性能にも定評があります。
核攻撃だけでなく災害にも強いので、それらの対策が必要だと感じた方は一度相談してみましょう!